果樹園みかんの木の歴史
果樹園みかんの木の園主(澤山直人)は、佐賀県太良町の北端、”伊福”集落の農家5代目です。
初代は、直吉さん。2代目は安二郎さん(写真後列右から3人目)。三代目は善吾じいちゃん(後列右から2人目)。
園主の記憶は、この善吾じいちゃんからです。おばあちゃん(後列右端)が一人娘だったので
隣の家から婿養子に来ました。先見の明がある人で、そのころ稲作が中心の農業でしたが
これからは”みかん”だと、田んぼを山と交換して開墾をし、みかんの苗を植え始めたそうです。
ちょうど直次じいちゃん(前列右から一人目)が高校生のころ、裏山にみかんの木を三本植えたのが始まりだそうです。
それから山を開墾しては、みかんの苗木を植え始め、まだ実のならない木を育てなくてはならなかったので
現金収入がなく、苦労をしたそうです。ちょうど昭和30年ごろのことです。
勝子おばあちゃんも、22歳でお嫁さんに来て以来、山を開墾してはみかんの苗を植えてと
じいちゃんと一緒に苦労をして、みかん畑を造成していきました。
こうやって”果樹園みかんの木”の、土台が出来上がっていきました!